キャッシュフロー経営とは、ドンブリ経営の対極にあります。
その前にドンブリ経営とはどんなものだったでしょうか。
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「ドンブリ」とは、八百屋さんや魚屋さんの前掛けにある大きなポケットです。
売上があればお金をドンブリに突っ込み、支払いがあればドンブリから取り出して一日が終わった時にドンブリをひっくり返して、残ったお金があればめでたしめでたし、これをドンブリ経営と言います。
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対局的にキャッシュフロー経営とは、お金の流れの全体を見て、適正な収支構造(バランス)を保ちながら経営していこうとするものをいいます。
お金の流れとは「入り」と「出」を言います。
古来「入りを量りて、出ずるを制す」といいまして、「入り」は最大、「出」は抑制とコントロールしていくことが商売の基本とされてきました。
キャッシュフロー経営とは、このように「入り」と「出」をコントロールできるようにお金の流れ全体を管理していく経営手法をいいます。
そのため、お金の「入り」と「出」を適切に把握する方法(ノウハウ)を持っていないと、実現できないことになります。
「お金の流れを理解するツール」を導入することが必要不可欠です。
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