国立市 庄司会計事務所 (合同会社みらいスコープ)

コラム「クレジットカード納税入門」

国税および地方税のほとんどすべての税目について、クレジットカード納税ができます。

【クレジットカード納税の方法】

クレジットカード納税は、e-tax、eL-taxで電子申告した後、次の方法で納税ができます。

(国税) 「国税クレジットカードお支払いサイト」にアクセスして納税
https://kokuzei.noufu.jp/jpn/

(地方税)  eL-taxにアクセスして、「共通納税」のタブから納税
 https://www.eltax.lta.go.jp/kyoutsuunouzei/sousa/nouhu/

(地方税) 「地方税お支払いサイト」にアクセスして納税(一部可能)
https://www.payment.eltax.lta.go.jp/pbuser

基本的に電子申告さえ終わっていれば、サイトにアクセス→指示に従って納税という具合で簡単に終わります。

【クレジットカード納税のメリット・デメリット】

クレジットカード納税のメリットは、下記のとおりです。
【メリット】
1. ポイントがたまる
2.24時間いつでも納税ができる
3.カードの締め支払いに応じて、支払時期(キャッシュアウトの時期)を遅くできる
4.カードの機能を利用して分割払いができる。

メリットについては、税金以外のクレジットカード支払いと何ら変わりません。

法人税の支払いでも個人名義のカードが使用可能ですが、この場合個人が法人の税金を立替払いした経理処理が必要となりますのでご注意ください。
また税金の支払いに使用した場合、ポイント還元率の下がるカードがありますので、こちらも注意が必要です。

クレジットカード納税のデメリットは、下記のとおりです。
【デメリット】
1. 手数料が必要となる
2. 領収書が発行できない

上記のうち1.手数料については下記のとおりです。
【国税】
1万円以内 76円(税抜)
1万円を超えるごとに 76円(税抜)

【地方税】
1万円以内 73円(税抜)
1万円を超えるごとに 73円(税抜)

となりますと、1万円当たり税込で80円~83円の手数料がかかります。
手数料率としては0.8%~0.83%となりますので、これを超えるポイント還元率のクレジットカードを使用しないと、ポイントがたまるというメリットは生かせません。

なお2.領収書が発行できないという点につきましては、別途納税証明書の発行が可能ですので、発行費用がかかる以外は特段デメリットはないと思います。

弊社のお客様がクレカ納税をご希望される場合は、丁寧にご指導しますので、担当までご一歩下さい。

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