国立市 庄司会計事務所 (合同会社みらいスコープ)

インフレ時代の経営①「値上げできない会社は、毎年値下げしているのと同じ」

インフレ時代において、値上げできない会社は、実質的に毎年値下げしているのと同じです。

人件費は上がる。

社会保険料は上がる。

外注費も仕入価格も上がる。

しかし販売価格だけが据え置きであれば、利益率は少しずつ削られていきます。

しかも怖いのは、その変化がゆっくり進むことです。

最初の一年は耐えられる。

二年目も何とかなる。

でも三年、五年と続けば、利益は確実に圧迫され、資金繰りに余裕がなくなります。

経営者にとって本当に怖いのは赤字ではありません。

選択肢を失うことです。

採用を諦める。

投資を諦める。

教育を諦める。

そして最後には、自分自身の時間や自由まで失ってしまう。

だからインフレ時代の経営に必要なのは、「節約」ではなく「付加価値経営」だと思っています。

価格を上げる。

粗利を高める。

生産性を上げる。

そして生み出した利益を会社に残し、再投資していく。

インフレは、経営者に対して「今まで通り」を許さない時代です。

これからの時代は、売上の大きさではなく、どれだけ利益とキャッシュを残せるか。

そこが会社の強さを決めていくのだと思います。

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